煩悩ウォーク
久しぶりの更新になりますが、今回は本の感想をば!
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僕はお笑い芸人さんのラジオが好きで、家にいるときや仕事の合間に聞いて楽しませていただいています。
今回はバナナマンさんの「バナナムーンゴールド」にてゲストとして登場したオカルトさんこと岡宗秀吾さんの著書である
「煩悩ウォーク」
の感想になります。
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岡宗秀吾さんとは、フリーランスのTVディレクターです。「彼の話はおもしろい」芸人やミュージシャンなど様々な著名人に気に入られており、いろいろな番組で紹介されラジオ出演などもされているようです。
バナナムーンで「オカルトさん」と呼ばれているとおり、怖い話も得意のようで
バナナムーンでもぜひその話をしてほしいということで過去何度かゲスト出演されているとのことでした。
今回のラジオで話されていたのは本の紹介と、
「マンデラ・エフェクト」と呼ばれる現象についてです。
などなどそういったお話が好きな方は調べてみてください。
単純なホラーではなく、ちょっと怖いね…でも不思議!実際はどんなことが起こっているのだろう?
そう思わせてくれる話が好きとのことです。
そんな岡宗さんが書かれた本がどんなものかというと、
・岡宗さんが経験された面白い話
・阪神淡路大震災を目の前で体験した際の出来事
・テレビ番組を作って行く上での自身の成長や葛藤
などが、描かれています。
かなり赤裸々に書かれており、下品な話も少なくないですが
人間臭さみたいなものを前面押し出され
物作りに対する貪欲さのようなものも描かれています。
災害時のエピソードは不謹慎だという人も多数いるようですが、
大人になりきれてない青年の青臭さみたいなものや
当時を懸命に生きてきたということが伝わってきます。
本当にいつ死ぬかわからない。
それを経験した岡宗さんがどのようにもがいてきたのか
自分大っ嫌いマンの僕が読むにはいいタイミングだったのかもしれません。
最後のページの言葉
「この本が、昔の僕のように『何か表現したい欲』だけを拗らせ悶々としている若者のエールとなれば幸いです。」
頑張ろう!