おすすめの「お絵かきマンガ」紹介
今日は最近読んだ”お絵かき”漫画の紹介です。
お絵かき漫画といえば「バクマン」が有名ですよね。
僕もバクマンの連載が終わった今でも数ヶ月に一回全巻読み直すくらいには好きな作品です。
バクマンは"ジャンプマンガ"の漫画ですが、お絵かきはマンガだけじゃなく
デッサンやイラスト、絵画などいろいろなジャンルがあります。
今日紹介するマンガもいろいろなジャンルのお絵かきマンガになっています。
それでは早速ひとつ目のマンガはこちらです!
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かくかくしかじか(全5巻 完結)
かくかくしかじか【期間限定無料】 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/01/15
- メディア: Kindle版
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ちょうどいいところに無料版があったので貼っておきました。
読み始めたきっかけは友人がこのマンガの無料版をRTしていたのがきっかけでした。
こういうのって最初のほうの無料部分でひきこまれてつい全巻買っちゃうんですよね。
それでも全5巻なので集めるのもお手軽だしおすすめです。
物語は現在マンガ家である東村アキコさんご本人の目線で語られます。
高校時代、「美大に行ってマンガを描く」といいながらマンガも絵もあまり描いていなかった“明子”は
クラスメートに、あるアトリエを紹介されます。
そこで出会う『先生』との出会いと別れを描いた作品なのですが、
絵とマンガ、どちらをとるのかという葛藤やそのアトリエや美大で出会う個性豊かな人々との関係、高校時代から大学、OL、マンガ家デビューと
5巻でここまでかとうほど詰め込まれており、読了後は涙を流していること必至です。
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モディリアーニにお願い(既刊2巻 連載中 18,01,25 )
モディリアーニにお願い 1 (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)
- 作者: 相澤いくえ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: コミック
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まっすぐでマイペースな壁画の千葉
内気で人見知りな洋画の藤本
一歳年上でつかみどころのない日本画の本吉
それぞれのものづくりへの向き合い方、妬みや僻んでしまう自分との葛藤、そして震災。
それぞれがそれぞれなりに問題に向き合い乗り越え、付き合っていきます。
第一話ではキャラの紹介と、「見た目がかわいいから評価されている」と友人にいわれてしまった女の子とのエピソードなのですが
千葉のまっすぐな人間性や、各話で少しづつでてくるサブのキャラクターもエピソードまじりで紹介されるため自然と頭に入ってきます。
スクリーントーンをつかっていないのと、作者の絵柄が作品全体の暖かい雰囲気をだしているのかな?
全体的にやさしい雰囲気がでておりほっこりさせられたりハッとさせられたり。。
3巻も楽しみです!
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君とガッタメラータ(既刊3巻 連載中 18,01,25)
君とガッタメラータ! 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 松橋犬輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: Kindle版
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表紙が実写ですがマンガです。
いわゆる美大予備校マンガで主人公は元ボクサーの肩岡進。
デッサンのヌードモデルをしていたのですがひょんなことから(?)
デッサンに興味を持ちます。
二浪で抜群のデッサン力のある指原との確執、不順な動機で始めたデッサンから
徐々に絵自体へ興味を持っていく肩岡の成長が描かれています。
超スピードで成長していく肩岡ですが、そのおかげでデッサン初心者がつまづいていくポイントも語られており参考になります。
僕のようなデッサン初心者はとくに(デッサン嫌いじゃないけど描き始めるのにエネルギーが)
3巻では指原の成長も描かれ始めこれから先がはやく読みたい一冊になりました。
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まだご紹介したいマンガもあるのですが長くなりそうなのでこれくらいにしておこうかと思います!
ここまで読んで下さりありがとうございました!
煩悩ウォーク
久しぶりの更新になりますが、今回は本の感想をば!
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僕はお笑い芸人さんのラジオが好きで、家にいるときや仕事の合間に聞いて楽しませていただいています。
今回はバナナマンさんの「バナナムーンゴールド」にてゲストとして登場したオカルトさんこと岡宗秀吾さんの著書である
「煩悩ウォーク」
の感想になります。
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岡宗秀吾さんとは、フリーランスのTVディレクターです。「彼の話はおもしろい」芸人やミュージシャンなど様々な著名人に気に入られており、いろいろな番組で紹介されラジオ出演などもされているようです。
バナナムーンで「オカルトさん」と呼ばれているとおり、怖い話も得意のようで
バナナムーンでもぜひその話をしてほしいということで過去何度かゲスト出演されているとのことでした。
今回のラジオで話されていたのは本の紹介と、
「マンデラ・エフェクト」と呼ばれる現象についてです。
などなどそういったお話が好きな方は調べてみてください。
単純なホラーではなく、ちょっと怖いね…でも不思議!実際はどんなことが起こっているのだろう?
そう思わせてくれる話が好きとのことです。
そんな岡宗さんが書かれた本がどんなものかというと、
・岡宗さんが経験された面白い話
・阪神淡路大震災を目の前で体験した際の出来事
・テレビ番組を作って行く上での自身の成長や葛藤
などが、描かれています。
かなり赤裸々に書かれており、下品な話も少なくないですが
人間臭さみたいなものを前面押し出され
物作りに対する貪欲さのようなものも描かれています。
災害時のエピソードは不謹慎だという人も多数いるようですが、
大人になりきれてない青年の青臭さみたいなものや
当時を懸命に生きてきたということが伝わってきます。
本当にいつ死ぬかわからない。
それを経験した岡宗さんがどのようにもがいてきたのか
自分大っ嫌いマンの僕が読むにはいいタイミングだったのかもしれません。
最後のページの言葉
「この本が、昔の僕のように『何か表現したい欲』だけを拗らせ悶々としている若者のエールとなれば幸いです。」
頑張ろう!
絵を描いて生きていく方法?
こんにちは!めめりあです。
今回も本を読んだ感想を書いていきたいと思います。
このブログは描いたイラストや絵についての本を読んだ感想、ゲームの日記が主となっています。
本の感想は基本的に技術書ではなく、絵に対する考え方、向き合い方に焦点をあてたものが中心となっています。
今回も例外なく、絵を描いてどうやって生きていくのか、生きてきたのか。
そういったことに焦点をあてた書籍の紹介です。
絵を描いて生きていく方法?
著 寺田克也
インタビュアーの方のやりとりをまとめた本になります。
300pを超えるボリュームでさらに二段組になっているので読み応えは充分です。
寺田氏が仕事やラクガキをしながら
インタビュアーさんの質問に答え持論を展開していく。この書籍はそういった流れで展開していきます。
ときおりラクガキ中の絵になぜ今それを描いているのかというインタビュアーの質問がありますが
「絵に理由なんかない。後付けで理由付けはできるけど。」
「コンペなどで見る人を納得させなきゃいけない場合も描きながら自問自答して、絵に理由付けをしていく。」
「絵はエンターテイメントだから、お客さんは絵に理由があったほうが喜んでくれる。」
そう語る寺田氏が印象的でした。
電車の中でおじさんを描く。
寺田氏の日課だそうです。
女性ではなくおじさんを描く。顔には人生がでる。シワの一本一本に表情があり人生が詰まっていて面白いそうです。
女性は化粧で隠してしまうので、化粧をしていないお年を召した方がいたら喜んで描きますよ、とのこと。
僕も電車内クロッキーをすることもあり、
寺田氏にならっておじさんを描いてみたりしました。
普段美少女キャラしか描かないのでとても新鮮です。当然ですが、一人一人顔の造形が全然違うんですよね
美少女キャラはある程度テンプレート化された記号があるので、たまに描いてみると新しい発見があります。
さらにお話は寺田氏の絵の遍歴、どうやって生きてきたか。と深堀りされていきます。
駆け出しのイラストレーターは安い仕事を受けるべきか
若いイラストレーターの絵を見たときどう感じているか
はやくから「プロ」として自覚を持たなければいけない理由とは?
この他にも絵に対する寺田氏の考え方がたくさん語られています。
絵を描いていくということはどういうことか
単純にモチベーションもあがる素敵な書籍でした。
気になる方は、この書籍の元となったwebのコラムもあるのでぜひこちらも。
http://www.pie.co.jp/cc/terada/t_m.html