Maya使いがblender触ることになった結果
こんばんは!はじめましてめめりあです。
前職でMaya(3Dソフト)をちょこっと触ってまして、転職後は2Dメインの業務のなかでblenderも触りはじめました。
■思ったこと
▽まず操作がままならない。
新しいソフトの覚えはじめは大抵そうなのですがMayaとblenderじゃ操作がぜんぜん違いました。
・シーンビューでオブジェクトくるくるまわして確認したいとき、
Mayaはalt+ドラッグなのに対しblenderはMMBドラッグ(MayaでMMBドラッグは親子付けの変更)
・blenderではoutlinerでのオブジェクトの親子付けが直感的にできない(?)ctrl+pとかでできた気がするので慣れ?
・blenderでは移動回転スケールがマニュピレーター操作ではない。(もちろんマニュピレーターでもできるけど最初戸惑う)
・ついついクリックボタンで選択しようとしがちだが、左クリックは3Dカーソルというblenderだけにある謎オブジェクトの操作、オブジェクト選択は右クリック
・アニメーションの名前がArmatureという聞きなれない名前
なんかいろいろもっと詰まった気がするけどこういうのがいっぱいありました…
3Dカーソルってなんじゃい!!!!
▽上でいろいろ言ってましたが、触ってみた結果そもそも開発時の思想が違うのかなぁとやんわり思ってきました。
わけのわからんといっていた3Dカーソルですが、これの位置を自由に決めることで
回転やスケールの基準を3Dカーソルにすることで自由にオブジェクトを操作することが可能になるようです。
移動回転スケールがわかりにくいということに関しても、より直感的に使おうとした結果なのかなと感じました。
移動回転スケールのショートカットのあとXYZを入力することで軸の固定もできるので
マニュピレーターでの操作より自由度があっていいかもと最近は思ってます。
あと今日オブジェクトの複製したときに、weightの情報そのままに複製できたとき感動しました。(これMayaではどうやるんだろう。。複製後weightのコピーするくらい?
まぁMayaはmelでいろいろいじれるのが楽しいんですよね、blenderはPythonでできるのかな??
「blenderは癖がある」
「Mayaや3dsMAXが触れる環境があるならわざわざ触らなくても…」
というのをよく聞きましたし、僕もそう思ってました。
でも無料で3Dソフト触るならblenderが一番かなとも思いました。関連書籍とかも最近豊富だし、これひとつでモデリングからアニメーション、レンダリングまでできるのでおすすめです。(エンジニアよりの人はHoudiniも無料で使えるので候補にいれていいかも?)
おすすめの「お絵かきマンガ」紹介
今日は最近読んだ”お絵かき”漫画の紹介です。
お絵かき漫画といえば「バクマン」が有名ですよね。
僕もバクマンの連載が終わった今でも数ヶ月に一回全巻読み直すくらいには好きな作品です。
バクマンは"ジャンプマンガ"の漫画ですが、お絵かきはマンガだけじゃなく
デッサンやイラスト、絵画などいろいろなジャンルがあります。
今日紹介するマンガもいろいろなジャンルのお絵かきマンガになっています。
それでは早速ひとつ目のマンガはこちらです!
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かくかくしかじか(全5巻 完結)
かくかくしかじか【期間限定無料】 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/01/15
- メディア: Kindle版
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ちょうどいいところに無料版があったので貼っておきました。
読み始めたきっかけは友人がこのマンガの無料版をRTしていたのがきっかけでした。
こういうのって最初のほうの無料部分でひきこまれてつい全巻買っちゃうんですよね。
それでも全5巻なので集めるのもお手軽だしおすすめです。
物語は現在マンガ家である東村アキコさんご本人の目線で語られます。
高校時代、「美大に行ってマンガを描く」といいながらマンガも絵もあまり描いていなかった“明子”は
クラスメートに、あるアトリエを紹介されます。
そこで出会う『先生』との出会いと別れを描いた作品なのですが、
絵とマンガ、どちらをとるのかという葛藤やそのアトリエや美大で出会う個性豊かな人々との関係、高校時代から大学、OL、マンガ家デビューと
5巻でここまでかとうほど詰め込まれており、読了後は涙を流していること必至です。
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モディリアーニにお願い(既刊2巻 連載中 18,01,25 )
モディリアーニにお願い 1 (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)
- 作者: 相澤いくえ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: コミック
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まっすぐでマイペースな壁画の千葉
内気で人見知りな洋画の藤本
一歳年上でつかみどころのない日本画の本吉
それぞれのものづくりへの向き合い方、妬みや僻んでしまう自分との葛藤、そして震災。
それぞれがそれぞれなりに問題に向き合い乗り越え、付き合っていきます。
第一話ではキャラの紹介と、「見た目がかわいいから評価されている」と友人にいわれてしまった女の子とのエピソードなのですが
千葉のまっすぐな人間性や、各話で少しづつでてくるサブのキャラクターもエピソードまじりで紹介されるため自然と頭に入ってきます。
スクリーントーンをつかっていないのと、作者の絵柄が作品全体の暖かい雰囲気をだしているのかな?
全体的にやさしい雰囲気がでておりほっこりさせられたりハッとさせられたり。。
3巻も楽しみです!
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君とガッタメラータ(既刊3巻 連載中 18,01,25)
君とガッタメラータ! 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 松橋犬輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: Kindle版
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表紙が実写ですがマンガです。
いわゆる美大予備校マンガで主人公は元ボクサーの肩岡進。
デッサンのヌードモデルをしていたのですがひょんなことから(?)
デッサンに興味を持ちます。
二浪で抜群のデッサン力のある指原との確執、不順な動機で始めたデッサンから
徐々に絵自体へ興味を持っていく肩岡の成長が描かれています。
超スピードで成長していく肩岡ですが、そのおかげでデッサン初心者がつまづいていくポイントも語られており参考になります。
僕のようなデッサン初心者はとくに(デッサン嫌いじゃないけど描き始めるのにエネルギーが)
3巻では指原の成長も描かれ始めこれから先がはやく読みたい一冊になりました。
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まだご紹介したいマンガもあるのですが長くなりそうなのでこれくらいにしておこうかと思います!
ここまで読んで下さりありがとうございました!
煩悩ウォーク
久しぶりの更新になりますが、今回は本の感想をば!
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僕はお笑い芸人さんのラジオが好きで、家にいるときや仕事の合間に聞いて楽しませていただいています。
今回はバナナマンさんの「バナナムーンゴールド」にてゲストとして登場したオカルトさんこと岡宗秀吾さんの著書である
「煩悩ウォーク」
の感想になります。
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岡宗秀吾さんとは、フリーランスのTVディレクターです。「彼の話はおもしろい」芸人やミュージシャンなど様々な著名人に気に入られており、いろいろな番組で紹介されラジオ出演などもされているようです。
バナナムーンで「オカルトさん」と呼ばれているとおり、怖い話も得意のようで
バナナムーンでもぜひその話をしてほしいということで過去何度かゲスト出演されているとのことでした。
今回のラジオで話されていたのは本の紹介と、
「マンデラ・エフェクト」と呼ばれる現象についてです。
などなどそういったお話が好きな方は調べてみてください。
単純なホラーではなく、ちょっと怖いね…でも不思議!実際はどんなことが起こっているのだろう?
そう思わせてくれる話が好きとのことです。
そんな岡宗さんが書かれた本がどんなものかというと、
・岡宗さんが経験された面白い話
・阪神淡路大震災を目の前で体験した際の出来事
・テレビ番組を作って行く上での自身の成長や葛藤
などが、描かれています。
かなり赤裸々に書かれており、下品な話も少なくないですが
人間臭さみたいなものを前面押し出され
物作りに対する貪欲さのようなものも描かれています。
災害時のエピソードは不謹慎だという人も多数いるようですが、
大人になりきれてない青年の青臭さみたいなものや
当時を懸命に生きてきたということが伝わってきます。
本当にいつ死ぬかわからない。
それを経験した岡宗さんがどのようにもがいてきたのか
自分大っ嫌いマンの僕が読むにはいいタイミングだったのかもしれません。
最後のページの言葉
「この本が、昔の僕のように『何か表現したい欲』だけを拗らせ悶々としている若者のエールとなれば幸いです。」
頑張ろう!