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ラクガキマスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

こんばんは!めめりあです!

今回は先日購入した本の感想になります~っ

 

 

--------------------前書き-----------------------

普段コミックイラストなどを描いていますが、
どうもぱぱっとそれっぽい絵を描くのが苦手です。

特に女の子に多かったのですが、クラスや学年に一人はいる
ノートの隅っこや手帳にささっとイラストを描くのが上手かった子
僕の場合はカフェでバイトをしていたときの同僚の女の子だったのですが、
その子の描くラクガキが大好きでした。

本人曰く、デッサンなどは嫌いで得意でもなく
アニメのような絵が好きだけどは描くのが苦手ということでした。


特徴をよくとらえた絵を描く。
そういう人を僕は『センスあるなぁ』などと言っていたのですが、
最近は『絵心がある』というようにしています。

今回はそんな『絵心ある絵』を描けるようになるための本の紹介です。

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ラクガキマスター 描くことが楽しくなる絵のキホン
著 寄藤 文平

 

 


字は汚くても作文は書けるし、言葉はきれいじゃなくても人に伝わる
絵だって同じで、自分が何を発見したか
何を伝えたいかを描くことが大切


では伝えたいことを伝えるために、著者が大切にしていることは?
絵が楽しくなるために、もう一歩『感じ』がでるための方法とは?

 

そういった内容が紹介されています。

ラクガキは好きだけど、もうちょっと『感じ』をだしたい。
この著者が綴っている『感じ』。これが僕の考えている『絵心』に近いものなのかなぁと考えています。

 


感じがでていれば、形が似ていなくてもいい。


ラクガキにはマニュアル化された形、というものがあり
川なら波線、山は三角、三角を重ねて棒をつき足せば木

それだけでもラクガキは楽しめるけど、もう一歩『感じ』をだしてさらにお絵描きを楽しめるようになる

 

具体例を出しながら、自然や動物の『感じ』の出し方
人間の体を使った感情表現などが書かれています。


さらに自分の想像している世界の表現の仕方。

 

言葉や字ではなかなか表現できない、
例えば夢で起こった不思議な世界の話も、言葉で伝えると怪訝な顔をされるようなことも
ラクガキで表現すればすごくおもしろいものになる。


だけど頭の中でいくら面白い世界を想像しても
それをいざ絵におこそうとすると霞がかってしまう。

そんな悩みを解決するための絵の起こし方が綴られていました。


すぐにできるかと聞かれると難しいですが、
例えばコミックイラストを描く際の背景の考え方や
物の表現の仕方の手助けにもなるのではと感じました。


いろいろな絵の入門書がでていますが、考え方や絵を楽しむという観点からみても
一度ささっと読むと肩の力が抜けて楽しく描けるかもしれません。

僕にとっても、とても大切一冊となりました。

 

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

 

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